安定的かつ健全な財務運営
本投資法人は中長期的な収益の維持・拡大及び運用資産規模の成長を実現することを目指して安定的かつ健全な財務基盤を構築することを目指します。
■ 財務運営に関する基本的な方針
エクイティ・ファイナンス |
新投資口の発行は、運用資産の規模と投資主価値の成長を目的として、既存投資主の権利の希薄化及びそれに伴う投資口の取引価格の動向等に配慮します。その上で、新たに取得する不動産等の取得時期及びスポンサーのウェアハウジング機能の活用可能性、LTV水準、金融環境及び経済市況等を総合的に勘案して機動的に行います。
|
||
---|---|---|---|
デット・ファイナンス | 資金の借入れ及び投資法人債(短期投資法人債を含みます。)の発行に際しては、資金調達の機動性と財務の安定性のバランス及び分配金の水準に配慮します。 具体的には長期比率、固定比率、返済期限の分散、調達方法(借入れ・投資法人債)、借入先の分散、コミットメントラインの設定等を検討します。 |
||
LTV | 主として物件の新規取得のための資金余力に配慮したLTVコントロールを行います。運用ガイドラインにより、LTVは原則として60%を上限とします。 | ||
キャッシュ・マネジメント | 保有するポートフォリオにおける資金需要を常にモニタリングし、的確に把握して、効率的かつ適切なキャッシュ・マネジメントを行います。 |
■ 自己投資口取得による投資主還元と資本コストの最適化の追求
● | 本投資法人は2013年に改正された投資信託及び投資法人に関する法律において解禁された投資法人による自己投資口の取得を資本政策における有力な手段として捉えています。 |
---|---|
● | 今後の本投資法人の運営に際しては、投資口価格の推移を見据えながら、その水準が本投資法人が考える適正な水準と乖離している場合には、投資主還元及び資本コストを適切にコントロールする観点から、自己投資口の取得を検討する場合があります。 |